2024年は、約20年ぶりに紙幣が変わる年に当たります。1万円、5千円、千円と一新する新紙幣が公開されました。早く新しい紙幣を手にしてみたいですよね。そこで今回は、新紙幣は2024年のいつから発行されるのか、なぜ新紙幣(新札)に変更しないといけないのかその理由と公開された新紙幣のデザインやデザイナーを調べてみました。
新紙幣(新札)の発行時期と理由
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新紙幣の発行はいつから?
いよいよ来年(2024年)に新しくなった新紙幣が発行されます。
・1万円札:渋沢栄一
・5千円札:津田梅子
・千円札:北里柴三郎
この3人が、新しいお札として登場します。
さて気になるのはいつから発行されるかなのですが、まだ来年度(2024年)前半というところまでしか発表されていませんでした。
現在は、その2024年度の前半を目途に製造している所です。
製造については、去年6月から量産が始まり、今年度は1万円札、5千円札、千円札あわせて30億3000万枚を製造する予定なのだそうです。
なぜ新紙幣に変わるの?
新紙幣が変更されるのは、平成16年以来の20年ぶりです。
紙幣のデザインが変わる理由は、偽造を防ぐためにあります。
今回の新紙幣に搭載するのは、世界で初めての高精細なすかしや、見る角度によって図柄が変わる3Dホログラムなどの高度な偽造防止技術が使われています。
新しい紙幣は2023年4月14日から順次、貨幣博物館や全国の日銀の支店などで展示されるとのことです。
新紙幣のデザイン
新紙幣のデザインがニュースサイトなどでも話題になっていました。
新紙幣の発行準備進む
日銀が見本券を報道陣に公開 https://t.co/qM6hYgfUim紙幣の刷新は平成16年以来、20年ぶり。新紙幣には、紙幣に搭載するのは世界初となる高精細のすき入れ(すかし)や、見る角度によって図柄が変化する3Dホログラムなどの高度な偽造防止技術が使われている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 14, 2023
ニュースで見ましたが、新紙幣の銀色のホログラムのところに、それぞれの顔が隠されていました。
お札としては見慣れないですが、お札のカラーは現行のお札と変わらないので、間違えることはなさそうです。
ちなみに、渋沢栄一は「日本資本主義の父」と称された日本の実業家です。
津田梅子は、津田塾大の創始者で、日本の女子教育の先駆者です。
2022年にテレビ朝日スペシャルドラマ『津田梅子~お札になった留学生~』(主演:広瀬すず)が放送されていたのを思い出しました。
北里柴三郎は、医学博士(微生物学者)で「近代日本医学の父」としても知られています。さまざまな肩書がありますが、北里大学の創立者兼初代所長ならびに学祖として広く知られています。
デザイナーについて
新紙幣のデザインは誰が行ったのだろう、って思いませんか?
私はちょっと気になりました。
一般募集から?いやいや紙幣だからそれはないだろう…。
とか考えながら調べてみると、紙幣のデザインを行う「工芸官」と呼ばれる人が存在していました。
工芸官は国立印刷局で働く国家公務員なのだそうです。
世の中に流通する紙幣が20年間も使い続けられるのだから、工芸官の役割ってかなり重要な存在ですよね。
デザインは、紙幣だけではなく、切ってのデザインも行われるそうすよ。
まとめ
2024年には、現行の紙幣から新紙幣に変更することになり、新しい紙幣の公開がされました。
世界初の高度な偽造防止技術が使われています。
早く手に取って見たいですね。
SNSでもニュースが流れていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
\2020年東京オリンピック・パラリンピックの記念硬貨です/
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